ヒーローズ全国大会、準優勝

昨日の曇天、強風からうって変わって、暖かな晴天のもと、ヒーローズ全国大会2日目が保土ヶ谷ラグビー場で行われた。前日の予選リーグを3戦全勝で勝ち抜いた6年生は、1-8位トーナメントで日本一を目指すこととなった。

初戦、神奈川県の藤沢ラグビースクールに序盤苦戦するも、30-0とシャットアウト勝利。

準決勝の対戦相手は関東の雄、横浜ラグビースクールとともに、優勝候補と言われるワセダクラブ。開始早々、ワセダクラブに先制トライを許し、芦屋サイドに嫌なムードが漂う。トライを取られた後のキックオフのボールをしっかりキャッチ。ここから反撃が始まる。3フェーズ目でブレークダウン・サイドをHB菅原が突き、掴まれながらもデフェンスラインの裏に出てオフロード。パスを受けたWTB土井がタッチライン際を30m激走。バッキングアップにくるディフェンスを振り切り、ノーホイッスル・トライ。試合を振り出しに戻した。


その後、ワセダクラブのアタックをゴールラインギリギリで阻止し、逆にそこから2つのトライを積み上げ、前半を15−5で終える。後半も両軍激しい攻防を繰り広げた。芦屋ラグビースクールは終始リードを保ちながら、持ち前のアタックと、今大会に入って安定したディフェンスで25-15の勝利。決勝に駒を進めた。


決勝の相手は大阪の八尾ラグビースクール。前半2トライを先行され0-10で終了。これまでの試合と違って、相手の厳しいディフェンスに自由にアタックさせてもらえない。スタミナ切れかプレーヤーの足も止まっているように見えた。
ハーフタイムでエネルギーが補給されたのか、2つのトライをあげ10-10に。それもつかの間、八尾ラグビースクールがディフェンスラインの裏を突く見事なグラバーキックを蹴り、そのままキャッチしてトライ(10-15)。残り時間がわずか、勝負あったかと思われたが、ここから芦屋が再び逆襲。ラストワンプレー、ゴール前までボールを持ち込むと、ブレークダウン・サイドを何度となく突くも、八尾の激しいディフェンスにインゴールにボールが届かない。最後にキャプテンの西浦君が、インゴールにボールを持ち込んだかに見えたが、グラウディングが確認されず、ボール・ヘルド。無常の笛が鳴り、10-15でノーサイドとなった。

6年生の日本一へのチャレンジは惜しくもこれで終了。県大会負けなし、6連覇をした6年生には、ヒーローズの決勝が、公式戦最初で最後の敗戦となった。中学校受験で練習もままならい中、ほとんどの選手が決勝大会に出場し、つかんだ価値ある準優勝。芦屋ラグビースクールの歴史に残る素晴らしいチームに、会場の拍手は鳴り止まなかった。


ヒーローズカップ決勝大会結果

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